ジョー 山中の喧嘩武勇伝と伝説エピソードは？

「芸能界で一番喧嘩が強いのは誰か？」という話になると必ず登場する一人が「人間の証明のテーマ」などのヒット曲で知られるロックシンガーのジョー山中さんです。

こんにちは、ニュースのむしめがねがお届けする芸能ネタの中でも人気の「芸能人喧嘩最強伝説シリーズ」、今回はジョー山中さんです。

まずはいつものように基本スペックの確認です。

ジョー山中（ジョー やまなか、1946年9月2日 – 2011年8月7日）
神奈川県横浜市出身。本名は山中 明（やまなか あきら）。兄弟の中で唯一、混血児として生まれている。母は日本人だが、父は日本に進駐していた黒人の米軍兵らしく本人も「父親はアフリカ系アメリカ人だ」と語っている。生い立ちは厳しく、小学生時代に母を亡くし、自宅は火災で全焼。結核で2年間入院した後、約16歳まで養護施設を転々として育つ。中学卒業後、自動車修理工場に勤務していたが、喧嘩の強さを伝え聞いた金平正紀にスカウトされ上京し、金平ジムへ入門。プロボクサー時代の通算成績は4勝1敗1KO。

基本スペックといいつつ、身長体重のデータは探しても見つかりませんでした。ただ、プロボクサー時代の階級がフェザー級（～57.15ｋｇ）であったことからそれほど高い身長ではないことが想像できます。

ちなみに身長183cmの松田優作さんが若い頃の体重が65ｋｇほどで、かなりやせ型でしたからジョー山中さんが同様にボクサー体型だったとするならば、身長は高くても170cm台であったと思われます。

安岡力也をタイマンで半殺し

ジョー山中さんの喧嘩エピソードで有名なのが、「喧嘩が強く、安岡力也をタイマンで半殺しにした」というものです。

安岡力也さんは本当に喧嘩が多い人でいろいろな芸能人との対決話があり、強さをはかるバロメーターのようになっていますね（笑）

ちなみに安岡力也さんの武勇伝はこちら

安岡力也さんは喧嘩に勝つことも多かったようですが、渡瀬恒彦さんとジョー山中さん、プロレスラーのブッチャーには勝てなかったようです。

身長187ｃｍで元プロキックボクサーを半殺しにするとはジョー山中さんの強さは芸能界でもトップクラスだったことは間違いないのではないでしょうか？

それ以上殴ったら死ぬ

もうひとつ有名なエピソードがコンサート中の大乱闘事件です。

日比谷野外音楽堂でのコンサート中に、全共闘のメンバー十数人から殴り込みを掛けられ、ステージ上で大乱闘になった際、ボクシングで返り討ちにしただけでなく、演奏が終わった直後に逃げた相手を追いかけ、「それ以上殴ったら死ぬ」と止められるほどボコボコに殴りつけた。

実際、プロのボクサーの戦闘能力は相当に高く、まず素人のパンチはおろかキックも当たりません。身のかわし、フットワークで汗もかかずによけられてしまうでしょう。

そんなことからジョー山中さんにとっては、いくら人数が多くても関係なかったのでしょうね。それにしても、周りに「それ以上殴ったら死ぬ」と止められても殴り続けたというジョーさんの熱さがすさまじいですね。魂を感じる歌声にも通じるものを感じてしまいます。

ジョー山中さんの自宅が全焼

ジョー山中さんの波乱万丈な人生の中でも話題になったのが自宅全焼のニュース。

2010年9月6日、午前５時半ごろ、神奈川県鎌倉市山ノ内のミュージシャン、ジョー山中（本名山中明）さん（64）の自宅から出火、火は約１時間後に消し止められたが、木造平屋約100平方メートルを全焼した。山中さんと妻（36）、長男（６）、次男（３）は逃げ出して無事だった。

出火の前日には知人を招いて夜までバーベキューをしていたといい、火の不始末が原因とみられたようです。この頃、ジョー山中さんは肺がんの療養中で不幸は重なるものだと話題になりました。

ちなみにもうひとつ話題になったのが、ニュースの報道によって。28歳も年下の奥さんがいたということが知れ渡ってしまったことでした。
　
ジョー山中さんは子供時代にも自宅を全焼していて、人生で二度も自宅が火事になって失ってしまうという体験をしています。

肺がんで死去

2010年に肺癌が見つかり化学療法などの療養に努めるものの、翌年の2011年7月8月7日に肺癌のため神奈川県横須賀市の病院で死去。64歳でした。

（投稿：レポーターX　ジョー 山中の喧嘩伝説とエピソードは？）