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THE MANZAI 2013優勝ウーマンラッシュアワーに微妙との声

公開日: : 最終更新日:2013/12/17 お笑い芸人

 

「THE MANZAI 2013」2013年12月15日に決勝が行われ、優勝はウーマンラッシュアワーとなりました。

「そもそもなぜあのおもしろくないコンビが決勝大会に残ったんだ?」「あきらかに他のコンビの方がおもしろかったのに、別の漫才コンビがブロックの勝利者となった」「俺の中では優勝は●●だった!」など多くの声がネット上でも上がっています。

THE MANZAI 2013 ウーマンラッシュアワー

「THE MANZAI 2013」の決勝大会出場者

2013年、決勝大会に残ったのはワイルドカードで勝ち上がった流れ星を含めて次の12組

Aグループ
レイザーラモン、チーモンチョーチュウ、オジンオズボーン、千鳥

Bグループ

学天即、風藤松原、銀シャリ、ウーマンラッシュアワー

Cグループ

天竺鼠、NON STYLE、東京ダイナマイト、流れ星

結果的には、

Aグループの勝利者、千鳥
Bグループの勝利者、ウーマンラッシュアワー
Cグループの勝利者、NON STYLE

の三組で決定戦が行われ、ウーマンラッシュアワーがチャンピオンとなりました。

しかし、この結果に納得できない人も多い。
いや、最終決定戦の3組の中では圧倒的にウーマンラッシュアワーが笑いをとっていたから、そこには異存はない。

しかし、そこに至るまでの段階で、なんでこのお笑いコンビがいるの?
と言う組が存在したのも確かだし、グループの勝利者も疑問が残った。

以下、ネットでの反応と合わせて決勝大会を振り返ります。

千鳥?ほんと!?

まずはAグループ。

それぞれピンでの活動しかイメージのないレイザーラモン。そもそもこのコンビは漫才師ではなく、好きなプロレスネタをからめたコントをする芸人。漫才ができるのか?と疑問に思いながら見たが・・・、

レイザーラモンに対するネットでの反応

「まったくおもしろくない」

「レイザーラモンだけ見ておもんなくてやめた」

「まあまあ酷いな。漫才に飛び道具仕込み過ぎ。 」

ネットでの反応はよくないが、そもそもあまり感想も見つけられなかった。Aグループを勝ち上がれなかったのは当然として、そもそもなぜ彼らが決勝大会に残ったのか疑問だ。

千鳥の漫才も笑いのポイントがよくわからなかった。あの妙な店員が出てくるネタ、全然おもしろいと思わないのだけど、なぜいつもあんな感じなのかな?千鳥の二人は漫才以外のバラエティではおもしろい時もあるが、漫才ではいまひとつ魅力を感じなかった。

千鳥に対するネットでの反応

「千鳥が上がってきたことに本当にびっくりしました」

「千鳥、期待以下かな」

「千鳥の謎の力って決勝でも働くんだな」

「審査員変わらない限り千鳥と予選で同じ組になったコンビは諦めたほうがいいだろうね」

「やらせ」があるかのような意見が目立った。あのネタでは決勝に上がれたのも不思議と言われてもしょうがないかもしれない。

チーモンチョーチュウは「鶴の恩返し」と言うネタでテンポよく笑いをとっていた。

オジンオズボーンも相変わらずのダジャレボケ(少しオードリーと似ている気がする)の連発がよかった。

Aグループを勝ち上がるのはこの2組のいずれかかと思っていたが、実際はまさかの千鳥だった。

Bグループ

次のBグループで印象的だったのは、風藤松原だった。ことわざをどんどん間違っていくというネタ。二人が登場した時には見た目の雰囲気で「つまんなそう」と思ったのだけど、今回はネタがよかった。久しぶりにおなかが痛くなるほど笑わせてもらった。ちなみに 風藤(左側)の話しかた、つっこみの仕方がどことなくオードリーの若林と似ている。

ウーマンラッシュアワーも勢いは感じだけれど、この組は風藤松原、あるいは学天即で決まりと思ったのだが勝者はウーマンラッシュアワー。

Cグループ

天竺鼠、NON STYLE、東京ダイナマイト、流れ星

NON STYLEがワラテンのポイントで99ポイントを取得し、審査員の評価も得てCグループの勝者となる。

NON STYLEはよくも悪くもいつもどおりの漫才で新鮮味がなく、逆に知名度の低い流れ星がよかった。

ネットの評判でも

「流れ星・・・一番ウケてた。面白い。大ブレイク必至。 」

「流れ星が一番面白かった。」

「流れ星ってのだけ声だして笑った」

と評価が高かった。

ウーマンラッシュアワーがTHE MANZAI 2013チャンピオンに

グループ勝利者の千鳥、ウーマンラッシュアワー、NON STYLEが再度ネタを披露して、ウーマンラッシュアワーがチャンピオンとなりました。

実際、この3組の中でなら妥当といえるでしょう。

しかし、グループで敗退したものや、決勝に上がれなかった漫才師たちの中には、もっともっとおもしろい人たちがいたと思えて仕方ない。

審査制度はこれでいいのか?

M-1が終了した今、漫才日本一を決める唯一の大会であるTHE MANZAIだが、はたしてこれが本当に日本一の漫才を決める大会なのかどうか疑問に思えて仕方なかった。

今回正直、腹を抱えて笑えるようなコンビは一握りだった。審査結果にも疑問が残る。

審査の方法にも改善の余地はないのだろうか?

以前、明石家さんまさんが、M-1グランプリの審査員についてこんな発言をしていた。

「おまえら、笑いの審査できるほどの腕あんのかい!?」

親友でもある島田紳助やオール巨人などが審査員を務めていたにも関わらず、さんまさんがこうした発言をしたことはどれほどの思いだろうか?

たしかに審査員の顔ぶれを見た時に、笑いを極めた本当におもしろい凄い人、というのは失礼ながら見当たらない。

お笑い芸人がおもしろいかどうかを判断するのは、実際のところ一般の人が笑うかどうかで判断すべきだと思うが、一般人にはお笑いはわからない、ということなのか、THE MANZAIでの一般視聴者の票となるワラテンは審査員1人分の価値しかない。

そのワラテンにしても、ボタンを押すたびに点数が入る仕組みだから、ギャグを連発するタイプの芸が優遇されるという問題もある。

そういうややこしいことは抜きにしてしまって、審査員も全員なしにして、視聴者がテレビのdボタンやスマホのアプリで、自分が1位だと思う芸人に投票できるようにして何の問題があるのだろうか?

一度、そんな「一般の人が選ぶ日本一のおもしろい漫才師」の大会を見てみたい。

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