M1優勝サンドウィッチマンに自殺、解散の危機があった。
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お笑い芸人
2007年のM1グランプリで見事に優勝して人気ものになったサンドウィッチマン。
吉本興業以外の事務所所属の「無名の芸人」が敗者復活戦からグランプリに輝いたと当時は大騒ぎだった。
サンドウィッチマンがM1で優勝するまでにかかった年月はコンビ結成から10年だった。泣かず飛ばずの売れない芸人が突然、成功を手に入れたシンデレラ物語。
http://www.youtube.com/watch?v=Ze1b2rB7vuQ
そこに至るまでには2度の解散の危機があった。
特に精神的に考え込みがちな冨澤は、売れない時代、常に自殺願望があったという。
2004年のことだった。ぼくの方から伊達に切り出した。
「もうやめないか」
そうしたらあいつは、
「何言ってんだよ、まだ早いよ」
と即答した。 (敗者復活より )
この時、冨澤は何年も成功しない境遇の上にネタが書けなくなって情緒不安定になっていたという。実際に自殺してもおかしくない精神状態だった。
しかし、この時の伊達の言葉をきっかけにサンドウィッチマンはついに「本気」になる。
「この時に限らず、自殺願望はしょっちゅうあった。死んじゃいたいな・・・・って、何度も思った。理由はないんだ。何も楽しくない。このまま生きてていいことなんて、ないんじゃないかって。
伊達の
「まだ早いよ」
という答えが、悩みを打ち消すすべてだった。今やめられるほど、満足したのか?という自問の声と同じだった。
ぼくらはまだ何も残していない。誰にも、自分に対してさえも。胸を張れるような何かを。僕らはまだ何も本気の挑戦をしていないじゃないか。
それまでの自分が、猛烈に恥ずかしくなった。(敗者復活より )
二人は徹底的に話し合った。
そしてやったこと。
それこそが夢を現実に手に入れてきた多くの人間が行ってきたことだった。
目標設定を立てて、自分たちのお笑いを分析して、計画と戦略をたてて頑張らないと、欲しいものは手に入らない。(敗者復活
より )
二人はその日から、お笑いに文字通り全精力を傾け、お笑い番組を徹底的にチェックし、売れている芸人の技を研究したという。
M1優勝までの数年間も、M1の過去のDVDを擦り切れるほど見て、間の取り方、ネタの種類、どこにピークを持っていけばいいか、など仔細にわたって研究して対策をしてきたのだ。
決して彼らは何もせずに一夜にして夢をつかんだシンデレラではなかった。
本気で成功することを決めて本気で努力をした結果、自分たちの手でトロフィーを手に入れたのだ。
「何言ってんだよ、まだ早いよ」という伊達の言葉が深く心に残った。
なんだか、何かを一心不乱にやってみたくなった。
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