「北斗の拳」ラオウ声優内海賢二さん死去

「北斗の拳」のラオウや、「魔法使いサリー」のパパ、「Ｄｒ．スランプアラレちゃん」の則巻千兵衛などの声で活躍した声優内海賢二さんが死去した。75歳だった。

関東圏では、今北斗の拳が再放送していて、毎週楽しく見ているところだっただけに、ラオウが死んだ！？とショックを受けた。

※北斗の拳　わが生涯に一片の悔い無し の名場面。

鬼気迫る声、本当に凄い声優さんでした。

内海賢二さんは、2013年6月13日午後3時1分、がん性腹膜炎のため東京都新宿区の病院で死去、75歳でした。

内海さんは、ラオウやサリーパパの他にも、『新造人間キャシャーン』でのブライキング・ボス役やはじめの一歩の鴨川会長、ドラゴンボールZのリクームなど、声を聞けばその人と分かる特徴的な声優さんだった。

先日、なくなった銭形警部役の声優で有名な納谷悟朗さんが83歳だったが、日本のアニメ界を支えてきた世代の声優さんが高齢化し、世の中をさることが多くなってきているようでさびしい。

ケンシロウの声を務め、友人でもある声優の神谷明さんは、

「悲しい知らせが届きました。大好きな先輩、内海賢二さんがお亡くなりになりました」。神谷は一昨日（火曜日）に内海さんを見舞い、「２時間ほどお話をし、力強いお声に安心して戻ったばかりでした」

という矢先の訃報だったことにショックをうけたことをあきらかにしていた。

そして、

「内海さん、長いことお世話になりました。そして、ありがとうございました。ボクの中では、いつまでも生きています。どうぞ、ゆっくり休んで下さい」

と、最後のお別れをいった。

声優内海賢二さんのご冥福をお祈りします。