１１月１７日の出来事・事件・ニュース

１１月１７日は何の日？

将棋の日

暴れん坊将軍でおなじみにの八代将軍徳川吉宗が旧暦の11月17日に「御城将棋の日」として御城将棋を開いたことに由来して、日本将棋連盟が11月17日（新暦）を「将棋の日」と制定したもの。将棋の日にちなんで各地でイベントが催される。将棋というとマニア以外の方にはピンとこない方もいるかもしれないが、一般人でも知っていると思われるのが羽生善治さん。史上初の７冠など歴代の記録をことごとく塗り替え、プロ棋士の間でも「すきのないどんな打ち方もできるオールラウンダーで真実の天才」と称される。

ドラフト記念日

1965年(昭和40年)11月17日に、初めての日本プロ野球ドラフト会議が開かれたことを記念する日。ドラフト以前は自由獲得競争によって有望選手への札束攻勢など選手獲得に関する問題が発生していたり、お金のある球団だけが強くなる、という弊害があったと考えられ、ドラフト制度の導入に踏み切られました。各球団の強さの均衡を図るという理想とは裏腹にドラフト会議の仕組みは数々の不運や問題を抱えていて、特に有名なのが「江川卓事件」。江川氏を入団させたい巨人が野球連盟脱退も辞さずにドラフト会議の規約を都合のよいように解釈したり（空白の一日）とやりたい放題。最後は１位指名した阪神に入団させて即座に巨人にトレードすることで江川氏の入団を成功させるという力技で物議をかもしだしました。この時に江川氏とトレードされたのが巨人の名投手小林繁投手で、トレードに出された悔しさから巨人戦になると鬼のような投球を見せ巨人を苦しめることになるなど数々のドラマを生みました。

そのほかの記念日

国際学生の日(International Students’ Day)
学生運動の記念日。
肺がん撲滅デー
蓮根の日
島原防災の日
自由と民主主義のための闘争の日 （チェコ・スロバキア）

１１月１７日におきた出来事・事件

耐震強度構造計算書偽装事件-２００５年（平成１７年）

姉歯秀次元一級建築士が「構造計算書偽」を偽造し建築基準法に定められた耐震基準を満たさないマンションやホテルなどが建設されていた事が発覚。大きな社会問題となり、マスコミは連日報道を過熱させる。事件は姉歯氏の個人的な犯罪であったことが判明し裁判もすべて終了し一応の決着をみたが、構造計算書を発注した「森田設計事務所」の社長、姉歯氏の妻があいついで自殺するなど悲劇的な事件となった。

北海道拓殖銀行が経営破綻-１９９７年（平成９年）

リゾート開発会社「カブトデコム」への膨大な融資とバブル崩壊が原因で北海道拓殖銀行が経営破綻。戦後に経営破綻した唯一の都市銀行となった。

その他の出来事

スエズ運河開通-１８６９年（明治２年）

プロ野球第１回新人選択（ドラフト）会議が開催-１９６５年（昭和４０年）

公明党結成-１９６４年（昭和３９年）

アインシュタイン来日-１９２２年（大正１１年）

１１月１７日が誕生日の有名人

ユリアヌス（ローマ皇帝332）
イサムノグチ（彫刻家1904）
本田宗一郎（経営者1906）
ロック・ハドソン（1925）
納谷悟朗（俳優1929）
青木雨彦（作家1932）
井上ひさし（作家1934）
井川比佐志（俳優1936）
山口崇（俳優1936）
内田裕也（歌手1939）
小野みゆき（女優1959）
ダンプ松本（タレント1960）　
ソフィー・マルソー（女優1966）
大浦龍宇一（俳優1968）
高橋リナ（タレント1968）
城島茂[TOKIO]（歌手1970）
ユンソナ（タレント1975）
亀田興毅（プロボクサー1986）